モンドセレクションを取ったウォーターサーバーは信用できる?

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モンドセレクションとは

モンドセレクションとは、ベルギーで開催されている消費者製品の審査・評価を行ない、受賞した製品にはラベルが授与されます。

1961年に設立され、毎年70人もの専門家が審査にあたります。審査される製品は主に「アルコール飲料や水などの飲料水」「食品類」「化粧品類」などがあり、日本企業の応募も多数を占めています。2016年はアジアの応募企業が792社で全世界で最多です。全てが日本企業ではありませんが、日本企業が多く応募しているのではないかと予想できます。

2016年の審査員賞では食品部門・化粧品部門・ダイエット&ヘルス部門の3部門で日本企業が受賞しています。

モンドセレクションを取ったウォーターサーバーはおすすめできるか?

モンドセレクションを取ったウォーターサーバーはおすすめできるのか、といえば「モンドセレクションを受賞したという事実だけでおすすめできるわけではない」というのが真実です。

ウォーターサーバー業界に限った話ではなく、日本の多くの業界でこの『モンドセレクション受賞!』という文字を目にしますが、このモンドセレクションは審査員が対象商品を決めているわけではなく、お金を払って審査して下さいといった企業の商品を審査する仕組みで、お金を払っていない企業は審査対象外なんですね。それにモンドセレクションに応募した日本の企業の8割以上が金賞や銀賞などの賞を受賞しています。

審査基準も点数制で特定の点数を超えた製品全てに賞が与えられます。つまり、金賞や銀賞は1つではなく点数次第でいくつもの製品が受賞できるのです。

これと対照的なものとしては、ミシュランガイドがあります。これは審査対象の飲食店などに審査員がこっそりと訪れて審査するというもので、モンドセレクションと違ってお店が審査を申請するということはありません。

確かに日本では、食品が美味しく品質も外国に比べて高いです。しかし、お金を払ったものが審査対象になることや審査項目がはっきりとしていないで、本当に確かなものなのかという疑問が日本社会では沸き起こっています。

ホームページによると、2016年には84カ国の975社から2938点の製品が応募されました。

2016年の優秀品質賞は、957社が受賞、そのうち792社がアジア地域の企業が占めており、2618製品のうちの2117製品がアジア企業によるものです。

つまり、受賞確率を計算してみると企業で見れば957/975社なので約98%の企業が受賞。製品で見れば約89%が受賞している結果になります。この約89%の製品がこの品質賞には最高金賞・金賞・銀賞・銅賞がありますが、いづれかを受賞しています。

応募した企業の多くが受賞している賞ですから、本当に選別して厳選された商品が受賞した賞なのか?という疑問が残ります。金色や銀色のラベルを商品パッケージやホームページで掲載すると、やはりユーザーの目を引くことは間違い有りません。実際にユーザーの注目を得るためのPRとして疑われることも無理はありません。

ユーザーの方はモンドセレクションを受賞したという事実だけで製品が他社のものよりも優れているとは認識しない方が良いでしょう。1つの判断材料として抑えておきましょう。