アクアクララはウォーターサーバー業界でクリクラと並んでシェアトップクラスの老舗有名メーカーです。
結論を言うと、アクアクララは安いアクアスリムサーバーでも年間5万2,000円ほど掛かります。(月12ℓボトル2本で試算)
さらに新しいアクアアドバンスサーバーも年間で5万4,000円ほど掛かります。(月12ℓボトル2本で試算)
なぜこういった結果になるのかと言うと、
- アクアスリムサーバー…電気代が高い(約1,000円)ですが、毎月の安心サポート料が安い(約1,000円)
- アクアアドバンス…電気代が安い(約350円)ですがが、毎月の安心サポート料が高い(1,500円)
となっているからです。
ですから、年間の料金の安さという点で順位を付けると「アクアスリム」「アクアアドバンス」と言えます。
ちなにみこれがアクアスリムサーバーです。

ウォーターサーバー業界ではクリクラと並んでシェアトップクラス!やや毎月の料金が高い。
そしてこちらがアクアアドバンスサーバーです。
では、もう少し詳しく見てみたいと思います。
1年間の水の価格はどれくらい?
アクアクララには「レギュラー(12ℓ)」「スリム(7ℓ)」の2種類のボトルがありレギュラーが1,296円、スリムが972円です。利用者の方にはこの2種類から水ボトルを選択してもらいます。
では、アクアクララの1年間の水の値段はどれくらいなのかをシュミレーションしてみます。
ボトル | レギュラー(12ℓ) | スリム(7ℓ) |
月2本 | ¥31,104 | ×(1回の配送は3本以上) |
月3本 | ¥46,656 | ¥34,992 |
月4本 | ¥62,208 | ¥46,656 |
月5本 | ¥77,760 | ¥58,320 |
月6本 | ¥93,312 | ¥69,984 |
注意点としてはレギュラーは月2本でもシュミレーションできますが、スリムは1回の配送ボトル数が最低3本以上であるため月2本の注文はできません。
レギュラー(12ℓ)の方がスリム(7ℓ)よりも安い!
レギュラーとスリムに迷ったら「レギュラーの方がお得」です。
では、2人暮らしで毎月20ℓの水が欲しい家庭を想定して考えてみます。スリム3本とレギュラー2本ではどちらがお得なのかと言うとレギュラー2本の方がお得です。
水の量から見るとレギュラー2本は12ℓ×2本で24ℓで31,104円、スリム3本は7ℓ×3本で21ℓで34,992円ですから「34,992円ー31,104円」で3,888円もレギュラーの方が水の分量が多いにも関わらず値段が安いとわかります。
つまり、レギュラー2本とスリム3本で迷っているならレギュラー2本を選ぶ方がお得です。もちろんレギュラーの方が水ボトル1本あたりの重量は重いのでボトルの取り替え等は大変ですから、ボトルが軽い方が言い方はスリムの方が良いのですが、経済性という観点から見ると「レギュラー」の方が安いです。
実際に水500mlあたりの料金を出してみると、レギュラーの方が「15円」ほど安いのがわかります。
水ボトルの種類 | レギュラー(12ℓ) | スリム(7ℓ) |
水の価格(500ml換算税込み) | 54円 | 69.42857143円 |
こう見てみると一見すると安い「スリム(7ℓ)」ですが、レギュラーの方が水の値段が安いと一目でわかりますね。
スリムの方が水ボトルが軽いため取り付けも楽ですが、
1年間のレンタル料金はどれくらい?
アクアクララでは「レンタル料金無料」です。そのため0円で負担がありません。
1年間のメンテナンス料金はどれくらい?
アクアクララでは「メンテナンス料金無料」です。そのため0円で負担がありません。
1年間の配送料金はどれくらい?
アクアクララでは配送料金も無料です。
しかし、一部の地域では配送料金が必要になります。
1年間のその他の料金はどれくらい?
アクアクララでは『安心サポート料金』というものを設定しています。
実はこれが高いためアクアクララは少しお高いウォーターサーバーだと思われています。
この『安心サポート料金』には「専門スタッフの対応料金」「設置サービス料金」「メンテナンス料金」「故障対応料金」などが含まれています。
つまり、言い換えれば安心サポート料金を支払っていれば他の心配はいらないよということなのでしょう。
料金については以下の通りです。サーバーによって料金設定が異なりますから確認してください。
サーバー名 | アクアアドバンス | アクアスリム |
安心サポート料金 | ¥1,620 | ¥1,080 |
1年間での安心サポート料 | ¥19,440 | ¥12,960 |
確かに、『安心サポート料金』にはメンテナンスや専門スタッフ対応などの料金が含まれていますが、これは年間ベースで見るとかなり割高です。
クリクラのメンテナンスは年1回5,000円+税ですし、アルピナウォーターでもレンタル料金は月600円程(年間7,000円程)です。
上記の表でそれらを比較するとアクアアドバンスではそれらより年間で2倍以上高いことがわかりますね。
よく比較するとアクアクララは経済的にやや割高なところがありますから、値段よりもサポートを重視したい方やウォーターサーバー独自の複雑で分かりにくい料金体系を簡素化したいという人にしかおすすめはできません。
アクアクララは1年間で総合どれくらいを支払うの?
アクアクララは一年間で総合いくらくらい支払うのかシュミレーションしてみましょう。
まずはアクアアドバンスを見ていきます。
サーバー名 | アクアアドバンス | |
水ボトル | レギュラー(12ℓ) | スリム(7ℓ) |
水の値段 | ¥31,104 | ¥34,992 |
レンタル料金 | ¥0 | ¥0 |
メンテナンス | ¥0 | ¥0 |
配送料金 | ¥0 | ¥0 |
その他(安心サポート料金) | ¥19,440 | ¥19,440 |
総合料金 | ¥50,544 | ¥54,432 |
半年以内の解約(3ヶ月の場合) | ¥12,636 | ¥13,608 |
1年での解約 | ¥50,544 | ¥54,432 |
アクアアドバンスで1年間利用した場合での総合料金は12ℓボトルで¥50,544、スリムボトルで¥54,432になります。
この金額だけ見るとやや高めです。アクアクララのライバル会社であるクリクラやアルピナウォーターに比べると値段が高く、割高感は否めません。
アクアアドバンスは新しいサーバーであるため電気制御式で最新ではありますが経済面が気になってきます。
このアクアアドバンスは3ヶ月で解約した場合は解約違約金がかかります。半年以内での解約には違約金がかかるため合計で¥12,636~¥13,608ほどの利用料金になります。
1年試して使った場合はレギュラーボトルで¥50,544、スリムボトルで¥54,432となります。この場合は契約期間が半年を経過しているため解約違約金はかかりません。
次はアクアスリムです。
サーバー名 | アクアスリム | |
水ボトル | レギュラー(12ℓ) | スリム(7ℓ) |
水の値段 | ¥31,104 | ¥34,992 |
レンタル料金 | ¥0 | ¥0 |
メンテナンス | ¥0 | ¥0 |
配送料金 | ¥0 | ¥0 |
その他(安心サポート料金) | ¥12,960 | ¥12,960 |
総合料金 | ¥44,064 | ¥47,952 |
半年以内の解約(3ヶ月の場合) | ¥11,016 | ¥11,988 |
1年での解約 | ¥44,064 | ¥47,952 |
アクアスリムは1年間の総合料金としてはレギュラーボトルで¥44,064、スリムボトルで¥47,952程がかかります。
アクアアドバンスよりも毎月の安心サポート料金が安いため年間のコストで見ると非常に安くなります。アクアアドバンスとアクアスリムの大きな違いは「安心サポート料金」でもあるため、利用年数が長くなるとアクアアドバンスの方が高くなります。
しかし、アクアアドバンスの方が電気代が350円〜であり、アクアスリムの床置き型が平均700円ですから電気代まで加味して考えるとどっこいどっこいといえます。(同じくらい)
電気代に関しては各家庭で異なるため比較要素には入れていませんが、アクアアドバンスの方が最新作であり毎月の電気代がやや安いこととアクアスリムが毎月の安心サポート料金が安いことでほぼ釣り合っていると見て良いでしょう。
そう考えると利用者の方がどちらを選べば良いかといえば「電子制御式の最新サーバーを使いたい」場合はアクアアドバンス、「電気代を考慮せずに比較した場合に安いサーバーを選びたい」場合はアクアスリムを選ばれると良いと思います。
この結果はどうなの?
この結果からわかることはアクアクララはやはり他社に比べると割高です。
安心サポート料金で利用者にとってウォーターサーバーの料金体系をわかりやすくしようとしましたが、結果的に他社と比較して1年間でのコストが高いためおすすめできないという結果になります。
もしアクアクララにすべき決定的な理由(赤ちゃんプランを利用したい!など)がない場合は他社の方が経済的に見ると良いかもしれません。
しかし、アクアクララは歴史的にも老舗でありウォーターサーバー業界ではトップクラスの企業ですから選ばれた場合は顧客対応など問題のない企業だとはいえます。
アクアクララを途中で解約した場合
アクアクララは半年未満での解約では違約金がかかる
アクアクララは半年未満での解約時に違約金がかかります。違約金は以下の通りです。
解約料金 | ¥3,240(消費税込み) |
違約金は3,000円+税でありこれは「クリクラミオ」「アルピナウォーター」などのアクアクララのライバルや「コスモウォーター」「フレシャス」よりも安いですね。
さらにこれらの企業では解約違約金が設定されている期間が1年〜2年未満であることに比較するとアクアクララでは半年と非常に短く、利用者に優しい料金設定だとわかります。
つまり、アクアクララを辞めたいと思ったユーザーも半年経てば無料で辞められるということです。これは他のウォーターサーバーよりも優しい制度になっています。
通常ウォーターサーバーは利用され解約手続きされたサーバーは工場に持ち運び分解し薬品洗浄などの措置をして消耗品は交換、そして再度組み立てて新規の利用者に貸し出されますがそういった手間があるにも関わらずこれだけ解約違約金が安いことは素晴らしいです。
まとめますと、アクアクララでは『半年』を目安に使ってみると良いと思います。ウォーターサーバーは一度導入すると意外とズルズルと使ってしまうので解約違約金が無料になる「半年」を区切りにして導入してみてはいかがでしょうか。
もし合わないと思った場合は半年過ぎてから解約すれば良いですし、アクアクララが気に入ったら使い続ければ良いだけですので。
アクアクララキャンペーンも実施しているので、半年ほど導入されてみると良いと思います。
トップページへ戻る